神戸元町大丸前五叉路の『HITODE』と『カホン』

HITODEは2016年3月に行われた愛称公募の中から、元町東地域協議会の厳正な審議の結果、「HITODE」に決定しました。

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神戸元町大丸前五叉路の愛称募集プロジェクトは、神戸三宮中央通りのまちづくり三宮中央通りのデザインとモニュメント出会いの門バンブーボールプロジェクト」からスタートしました。

 

 

2016年5月、 出会いの門は、老朽化によって撤去を余儀なくされてしまいましたが、今回のコウベオールザッツジャズはその意志を引き継ぎ、木の一部を製材化し、カホンとして生まれ変わりました。

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南米ペルーで生まれた楽器カホン。

今回特別にカホンプロジェクトのヤマサキ氏に作製してもらいました。

[写真:ヤマサキマサオさん]

 

 

 

 

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出会いの門のモニュメントのためにガボン共和国からやってきたブビンガの木。結果撤去しなくてはならなくなってしまったが、今回のイベントにてカホンに生まれ変わりました。

ガボンからカホン。

打面は神戸大学に植わっていた木。

「ただいま」

出会いの門から姿を変えて帰って来ました。

 

今後も、神戸の中心街である三宮元町エリアをつなぎ大人の神戸が満喫できるスポットシーンに溢れた元町通1丁目’五叉路’を起点として三宮中央通り元町東地域を再創造していきます

 

HITODE愛称の由来

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県外の人たちに神戸という街を紹介する時、決まって「山と海が近く、コンパクトな沿岸部に様々な人たちが暮らしている」事を第一に挙げます。特に中央区には、東西南北徒歩圏内に多様なエリアがあり、それらが密接に関わり合っています。

当五叉路は、その三宮と元町、山と海とをつなぐほぼ中心に位置している事もあって、国籍や年齢を問わず、多様な人逹が行き来し交流する、大切な役割を担っており、5本の幹線の交差点である「5本」、特に重要なモノにマークされる「☆印」と、歴史上、海から様々な文化が流れ込み今のこの街がある、歴史と土地の象徴としての「ヒトデ」を組み合わせました。

又、老若男女はもちろん、近年増加する海外の方にも呼び親しんでもらえるようにシンプルな単語でもあり、広告媒体やイベントのキャッチコピーにも使いやすい事もポイントになっています。

これからも、様々な『HITO』で、つくられる街であり続けて欲しい、様々な『HITO』で、賑わって欲しい。一人一人がつくり上げる街であって欲しい。そんな願いを込めました。

 

ヤマサキマサオ

SHARE WOODS 代表/CajonProject 代表

2009 年、国産の間伐材を使って、打楽器「カホン」を手づくりするワークショップ集団「カホンプロジェクト」を創設し、日本全国の森と関わり、各地で地域材を使ったワークショップを展開している。2013 年には、森とまちをつなげるウッドデザインのプラットフォーム「シェアウッズ」を立ち上げ、六甲山材をはじめとする各地域の木材活用プロジェクトも手掛けている。

 

愛称募集サイト

http://kobe-motomachieast.net/gosaro/